「温故知新」CD-ROM 制作の経緯

 関西栄城同窓会(会長:藤崎茂己氏)は、毎年1回、佐中・佐高・佐西を包含し親交を温める場として、卒業生の当番幹事制で運営しています。この当番幹事の支援部隊として、常設の幹部会と各学年幹事から構成される学年幹事会があります。昨年は16回を迎え、佐賀西高の5回生が当番でした。

 例年、若手の参集が少なく、イベントも福引き主体で、当番幹事はもとより、諸先輩への無心も心痛のタネでした。そこで、5回生は趣きを従来と替えて、継続は金なり!!の観点で、通常はあまり使わない頭をひねり、"映像による温故知新と、若手参集への助走"----をテーマに学年幹事会にはかり、了解を得て準備を始めました。
 とは言え、コンテンツを決めるに当たり、少ないメンバーですから、相当悩みました。そこで思い付いたのが、創立120周年記念行事でした。そこに掲載されている写真を映像に出来ないか----を佐賀西高に了解をとり、資料の入手を開始しましたが、思わぬ壁に遭遇することになりました。

 それは、西高敷地内にあります栄城会館内の資料整理が不十分でかつ、記念誌の写真が散逸していたのです。仕方なく、夏の暑い折り、大半の収集資料を引っくり返して関連資料を借用することにしました。その後も、コンピュータデータにするために、スキャナーで読み取ったり、タイトルを付けたりで、夏場の休日は専ら休暇になりませんでした。これも、若いうちと同様に土壇場にならないと行動しない習性がなせる業であり、仕方ないことかもしれませんが----。
 やっと出来上がってみると、思わぬ出来栄えに自画自賛で、身銭をきってでもCDにしたいナア----との思いから、西高に相談をしましたら、販売をするのでないのなら、との条件で了解を得られました。そこで、今回、西高への寄贈品としてCD化した次第です。勿論、当番幹事の特権で、恩師を同窓会にご招待できることになっていましたので、兵働文雄先生にご参加を頂き、お持ち帰りいただきました。

 この当番幹事長をさせて頂いた感想を少々。
・若手(46歳)の幹事での対応は調整も含めて苦労が多いナア!!
・次回からの幹事も一学年では心もとない人数やナア!!
・久しぶりに過去を振り返ることで、旧交を温める意義も再認識!!

 同窓会には、貝原俊民兵庫県知事を始め、ご来賓の方々を含めて約300人にご参集頂きました。
 当日の5回生は、江口・野中・山田・三上・芦田・綾部・末次・芦田(旧姓 三竿)西村(雅)・西村(正哉)の10人でした。関西圏には5回生が少なく、今回の東京地区5回生同窓会に参加させて頂き、アンバランスに仰天です。

 なお、今回の資料作成に当たっては、佐賀在住の古賀直君に協力してもらいました。
 何度か帰佐しましたが、ある時には急な帰佐にもかかわらず、在郷の同級生(馬渡・徳永・福岡・久納・古河・福岡君等)一部酔っていたので失念しているのも有りそうですが、集結をしてくれましたことも付け加えておきます。

1998.06.01 佐賀西高校5回生 西村正哉

ホームページ制作の経緯

 正哉が、東京と大阪を毎週行き来するというモーレツ社員(もう、この言葉は死語だと思うのだが・・・)のような勤務になったのを機会に、今年2月、卒業以来はじめて会った。その際、西高の写真がたくさん入ったCD-ROMを作ったとの話を聞いた。
 その後、同じ西高5回生で、インターネットに精通している太田から「現在の西高の写真を見ても何の感動も無い。古い校舎の写真を探してインターネットに掲載できないか?」という相談があり、正哉にお願いしてCD-ROMを分けてもらい、ホームページに加工した。
 CD-ROMには、Power Pointファイルに加工されたフルカラー映像が入っていたが、インターネットに掲載するにあたり、縮小と減色を行っている。

1998.06.07 佐賀西高校5回生 下川和男

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